物質同士の親和性の指標となる溶解度数値(Hansen Solubility Parameters)を用いて、ご要望される最適な溶剤を設計致します。
「HSP値の近いものは相溶する」という考え方で、ポリマーがどんな溶剤に溶けるか、各種添加剤がどれだけ安定的に存在できるか等を意識し、危険有害性の高い溶剤から環境対応型ブレンド溶剤に変更する配合提案を行なっております。
物質の持つ3つの分子間エネルギーが似ているモノ同士、よく溶ける
溶剤 | ΔD | ΔP | ΔH |
---|---|---|---|
n-ヘキサン | 15.3 | 0 | 0 |
テトラヒドロフラン | 16.8 | 5.7 | 8.0 |
エタノール | 15.8 | 8.8 | 19.4 |
N,N-ジメチルホルムアミド(DMF) | 17.4 | 13.7 | 11.3 |
HSP値をコントロールし、狙った物性(溶解性、極性)の
ブレンド溶剤調整が可能!
受託検討、開発を請け負いますので、ぜひご活用ください!
配合提案の流れ
1
ご要望の把握
2
配合溶剤の検討
3
ご提案
4
サンプルのご提供
5
販売
HSP値の利用範囲は溶剤代替への応用のみに留まらず、例えば、以下のような検討も可能です。
応用例
ゴルフボールの高反発剤、目に良く浸透する点眼薬、シリカ粒子の分散、溶剤等の酸化防止 等