ANP Interview

#09 ANDOH PARACHEMIE
(THAILAND) CO., LTD.
Y.K /奈良県出身
2006年11月[中途入社]

理系科目が苦手だった
学生時代には想像もつかないほど、
今は化学業界やこの仕事が
大好きです

N.K 写真

入社してからこれまで、
どのような仕事をされてきましたか

営業からスタートし、
キャリアを積み重ねてきました

 前職は食品流通業界で営業職をしていました。企業規模は大きく安定していたのですが、ハードワークのため転職を考えるように。川上の産業である安藤パラケミーであれば、自身の経験を活かしながらワークライフバランスを取れると感じ入社を決めました。
 化学には馴染みがなく、むしろ学生時代は毛嫌いしていた分野でしたので、入社してからしばらくは商品名や専門用語に慣れるまで苦戦しました(笑) 大阪支店で3年半勤め、その後東京本社で約4年半、福岡営業所で約3年、また東京へ戻って6~7年、そして2024年の4月からタイの現地法人で勤務となります。業務内容としては営業活動に加えて、2018年からはVC営業推進部でマーケティング業務にも従事、2024年からタイの現地法人運営に携わっております。

印象的なお仕事はどのようなものですか

「行田事業所」の立ち上げに関わり、
新しいビジネスが生まれる
過程を経験

 2020年に埼玉県の行田市に工場を構え、翌年から「行田事業所」として本格稼働を始める中で、当事業所の立ち上げに携われたことはとても印象的でした。商社である安藤パラケミーがメーカーという新規事業に挑戦した訳で、全くの手探り状態からスタートして、各所調整や社内の理解を得るのにも苦心しました。
 当事業所の新規事業展開事例としては、B to C事業への進出が挙げられます。新型コロナウイルスが猛威を振るった際に、お客さまへの営業活動の一環として、自社工場で製造した手指消毒用アルコールをお配りしていたのですが、こちらが大変ご好評いただき自社製品として一般消費者向けにも販売することとなりました。また、元々新規事業の狙いであった、お客さまへ付加価値のある製品を提供するという点でも、現在十分に稼働でき、ビジネスとして当社の強みとなっております。「商社だけでなく、メーカー機能も兼ね備えている面白い会社ですね」というお客さまの声をいただいています。

インタビュー写真

安藤パラケミーで働くことの魅力は
なんだと思いますか

成長できる環境と機会があり、
楽しく働くことができます

 若くても、社歴が浅くても、活躍できる環境が整っていると感じています。ビジネス的に合理性があれば比較的自由にやらせてもらえて、やりがいを得られる点は、大手企業にはない魅力ではないでしょうか。モチベーションが高い人にとっては、最適な自己成長の場だと思います。
 私自身は働く時間は1日の3分の1を占めるので、どうせなら楽しみたいと考えています。化学嫌いだった過去の自分からは想像もつかないほど、今は化学業界が好きですし、楽しく働けていますね。身の回りの生活用品は、ほとんど化学製品でできています。例えばボールペン、化粧品、洗剤、塗料などが何を原料としてできているのか、なぜその原料なのかなどがわかってくるとすごく面白いです!

タイ法人での仕事内容を教えてください

組織運営と、東アジアでの
マーケット開拓がミッション

 2024年4月から異動となるタイの当社法人(ANDOH PARACHEMIE (THAILAND) CO., LTD.)では、会社運営が主な業務になります。働くスタッフは現地の方ですので、現地に合わせたコミュニケーションを図りながらマネジメントしていき、最終的には日本人がいなくても会社として成り立つ仕組みを作るのがミッションだと考えています。
 人口減少が確実な日本において、将来国内経済の縮小は免れません。会社の継続・発展のためにはグローバル化が必須です。タイ法人を拠点に、東アジアでマーケットを開拓し、海外販売比率を上げることができればと考えております。

インタビュー写真

休日や終業後の過ごし方を教えてください

 子どもが3人おりますので、休日は子どもたちと遊ぶことが多いです。また趣味のゴルフを楽しむこともあります。
 タイへの転勤には家族もついてきてくれたので、休日は観光地を訪れたり、タイならではのアクティビティを家族で楽しめたりできればと思っています。またビジネス英語はもちろんですが、日常会話としてタイ語も学び、現地での生活を円滑にしたいと思います。

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