ANP Interview

#10 技術本部 W.Y /埼玉県出身 2020年3月[中途入社]

まだ注目されていない
ブルーオーシャンの研究分野に
取り組めることが、
開発者としての喜び

W.Y 写真

入社してからこれまで、
どのような仕事をされてきましたか

新規素材開発や次世代化学原料の探索など、
幅広いニーズに知識と技術で応える

 学生時代は有機化学を専攻。前職では化粧品用を中心とした新規素材開発に従事し、他社や大学との共同研究のために国内外を飛び回っていました。10年以上在籍していたのですが、業界の方向性に限界を感じて転職を考えるように。そんなとき、安藤パラケミーより開発系ポジションのお誘いをいただいたため、喜んでアプライしました。入社前でも今でも、化学だけでなく自然科学全般の知識はハッキリ言って無敵です(笑)。
 新製品開発と営業への技術サポートが、私の主な業務です。製品開発は顧客ニーズから自社ニーズまで幅広く担当。例えば、新規のプラスチックの溶解剤や業務用シャンプー処方開発、SDGsの概念に即した次世代化学原料の探索など、必要であれば何でもやります。また、営業担当の訪問相手が技術者(ガチ理系)だと話がかみ合わない事も稀にありますが、そんなときも私の出番です。技術相談やソリューション営業案件など、ニーズがあればどこへでもヘルプ同行します。その際に顧客ニーズを拾い上げて開発案件へと発展させることも私のミッションです。

どのようなことに達成感や
やりがいを感じますか

「溶解」に焦点を当てた開発は、
自分達がフロンティア!

 現在、安藤パラケミーの開発案件は主に「溶解」に焦点を当てており、この視点は世界中のどの会社も注目していないブルーオーシャンです。自分たちがフロンティアだと思うとやりがいを感じずにはいられないでしょう。まだまだ研究としてはスタートアップ企業以下のインフラですが、今後の発展に大いに期待できます。
 大学や海外ベンチャーとの新規のつながりが得難い昨今ですが、今後は外部との情報交換を活発に行いたいです。ここ数年は、新型コロナウィルスの影響で滞っていますが、化学会や化粧品技術者会などの学会で研究成果報告をすることが直近の目標です。キャリア目標としては開発部門の充足です。研究所を立ち上げて、自社製品の開発体制を充実させる野望を抱いています。

インタビュー写真

安藤パラケミーで働くことの魅力は
何だと思いますか

自分のアイデアを形にできるチャンスと責任がある

 安藤パラケミーはフットワークが非常に軽く、会社のためになることであれば何でもチャレンジさせてもらえる風土があります。例えば新規開発品や新事業の提案などは、然るべき会議体でちゃんと議論して、しばしばGOサインがもらえます。しかも前向き。一般的に大企業では各個人の裁量が細分化されており、かつ承認が必要な上司も多いので自分のアイデアを仕事にできる機会は少ないです。その点当社は、誰にでも大きな仕事に取り組めるチャンスがあり、そしてそれをちゃんと任せてもらえる土壌があります。当たり前ですがやると決まったからには提案者にも責任が生じますが、フットワークの軽さゆえに、その“責任”を自分の目指すキャリアに繋げやすいのが大きなメリットです。

休日の過ごし方を教えてください

 趣味は、サイクリングや登山など、アウトドアです。海外旅行も好きで、直近ではオマーンとエジプトに行きました。年に2回は長期休暇を取り海外旅行に行きたい私にとって、休暇を取りやすい環境は大変ありがたいですね。
 海外出張も含め、50か国以上を訪れましたが、中でも印象に残っている国はレバノンです!

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